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2015年11月14日

大人の教科書(1)I,pencil(吾輩はペンである)

i-pencil

自由市場の仕組みを説明することの重要性は軽視されがちです。私たちは自分たちが身の回りで使用している、ちょっとしたモノやサービスがどのように提供されているかを知りません。しかし、それでも社会は回っています。それは何故でしょうか。

I,pencil(吾輩はペンである)という超有名動画

このような疑問に答えるための教育サービスが世界には存在しています。米国で自由市場の仕組みを理解するための動画として良く使用されているものです。

I,pencil(吾輩はペンである)*英語(ただし、動画を見ると意味は大体分かります。)
https://www.youtube.com/watch?v=IYO3tOqDISE

この動画はFoundation for Economic Education (FEE)の創設者であるLeonard Edward Read さんが作成したものをベースとして作られたものです。

1本のペンが出来るまでの物語は色々な人々の無意識の行為の集合であることが示されており、商品価格を統制したり、その他の要素に制限をかけることの不可能性について表しています。

自由市場の当たり前のの機能を知ること

自由市場を否定して政府の力を信じる人が非常に多いですが、政府が実行できることは機能的に動いている市場の動きを歪めることだけです。

自由市場に関する教育を中学生ぐらいの頃から導入することは、学生に優れた識見を与えてくれることになるでしょう。大学では自由市場の話は通り一遍のミクロ経済学の授業で習うくらいですが、日本の大学の教養課程くらいでは最低限のレベルとして教えたほうが良いと思います。

リバタリアン宣言 (朝日新書)
蔵 研也
朝日新聞社
2007-02




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yuyawatase at 14:45|PermalinkComments(0)