寄付

2015年12月08日

ザッカーバーグが釈明?下衆の勘繰りこそ無知を恥じるべき!

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ザッカーバーグ氏が自己保有FB99%を移す慈善活動の運営主体について釈明?

ザッカーバーグ氏が愛娘の誕生に合わせて自己保有FB株99%を寄付する、とした先が非営利団体ではなく、LCCであったことから「寄付じゃない」という批判を浴びているとのことです。

それに対してザッカーバーグ氏はLCCは税制優遇も何もないが、こちらのほうがミッションに沿った活動を行いやすいから選んだ、という趣旨の釈明をしたとされています。しかし、普通に当たり前の話を行っているだけであり、平易な英語で分かりやすく趣旨が説明されているだけです。

ザッカーバーグ氏が釈明したとされる文章 

ザッカーバーグ氏の考え方を批判する人々は上っ面のことしか分からない人々

これについて「寄付じゃないのか!」みたいなことを言う人もいますが、そういう人は物事を上っ面の形式でしか判断できない人々であると思います。また、そもそも税金対策じゃないか!みたいな話をしていた人たちは今すぐ切腹してほしいものです。

ザッカーバーグ氏の自己資金をベースに行う慈善活動である場合、わざわざ非営利団体の法人形式を取る必要はそもそもありません。面倒な報告義務なども不要であるし、フレキシブルな経営判断を下しやすい民間企業に近い組織体を取ったほうが効率的です。

非営利団体として登録するメリットは、税制優遇などを受けやすくなることなどがありますが、既にミッションも決まっており、資金も十分にあるなら非営利団体として事業に取り組む必要はないと思います。むしろ、本件については、ミッションを重視して柔軟性を大事にする観点から、ザッカーバーグ氏は妥当な判断をされたと思います。

SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)を想定しているのではないかと推測する

ここからは勝手な推測ですが、ザッカーバーグ氏はSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)などを実行していくことを念頭に置いているのではないかと思います。

SIBは、ある慈善団体の活動で減少した政府の支出の一部を慈善団体に提供し、慈善団体の運用資金として債権を購入した人々に利子を配当する仕組みです。つまり、慈善団体の活動で効率的になった政府活動の配当を皆で受け取ろうという仕組みです。

この仕組みが確立することによって、従来までは善意に任せきっていた慈善団体の運営が効率化するとともに、納税者にとっても良い公共サービスが提供されることになります。

私が推測するにザッカーバーグ氏はSIBも含めた投資活動が社会に与える良い影響を理解しており、自らが慈善活動を行うだけでなく、慈善活動の分野の経営革新まで含めた取り組みを想定しているのではないでしょうか。

いずれにしても、金持ちってのは意外と公共心を発揮するものであり、あまり下衆の勘繰りを行って寄付気分を無くさせるほうがよほど問題ではないかと思います。人間は誰しもが自分と同じような卑しい人種ばかりではないのです。






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yuyawatase at 12:00|PermalinkComments(0)

2015年12月02日

誰がザッカーバーグからFB株99%を取り上げたのか?

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ザッカーバーグ夫妻が保有株式の99%を寄付することを表明

FACEBOOKのCEO・ザッカ―バーグさんが同社の保有株式の99%を手放し、慈善団体に寄付することを表明しました。450億ドル(時価5兆5300億円)の莫大な金額の寄付を宣伝したザッカ―バーグ夫妻は、過去にも数1000億円以上の寄付を行ってきた経緯があり、慈善活動に熱心な起業家として知られています。

今回は、ザッカ―バーグ夫妻自身が保有するFB株売却の税引き利益を活用し、不平等の是正、変革のための技術、医療、教育などの分野に長期投資を行う計画を発表しています。

ザッカ―バーグ夫妻が愛娘の誕生に際して送った手紙

今回ザッカ―バーグ夫妻が巨額の寄付を行うきっかけになった出来事は夫妻に愛娘が誕生したことです。夫妻はFB上で愛娘に対する手紙をしたためており、同社のサービスを使った粋な寄付表明を行っています。手紙の全文は下記から見ることが出来ます。

ザッカ―バーグ夫妻の手紙全文(英文)

手紙の内容は、様々な社会問題について触れられており、お子様に良い世界を残したいという願いが溢れており、非常に倫理的な内容の伴ったものとなっています。

大富豪から所得の再配分を実現できるのは政府ではなく倫理だということ

大富豪は様々な節税対策を実施することも可能であり、またそれ以上に資産が増やしていくことが可能であるため、政府の徴税機能では社会のために十分な所得再配分などを実現していくことは困難です。

そして、彼らは政府に納められた税金のようにいい加減な資金の使い道は許容せず、しっかりと世界のために本当に繋がるような寄付の利用使途を求めます。

彼らに資産の大半を寄付に回すことを了解させるのは政府ではなく「倫理」でしかありません。所得の再分配を真に意味がある形で実現していくのであれば倫理の回復を優先して行う必要があります。

ザッカ―バーグ氏は世界の富豪が参加している「生きている間または死後に自分の富の半分以上を慈善事業に寄付する」という「Giving Pledge」にもサインを済ませています。






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yuyawatase at 10:51|PermalinkComments(0)