イケダハヤト

2015年12月25日

切捨御免!イケダハヤト氏、年商2000万円しかないじゃん

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以前、アゴラで地方消滅がらみで投稿したときに軽くディスってもらえましたw

「地方消滅するんじゃないの?財政移転しなきゃ一発で消滅するでしょう」という投稿をアゴラにしてみたとき、イケダハヤトさんからのお返事の中で、

「地方消滅」論者たちが決定的に見過ごしていること。 --- イケダ ハヤト

「端的にいって、地方消滅論者の人たちは、ビジネスを知らないんですよ。ほら、実際みんな政治家とか学者とか、そういう職業の人たちですよね。彼らが地方の未来について見誤るのは仕方ない。自分でビジネスを作る類の仕事じゃありませんから。」

というお言葉とともに軽くディスって頂きました。この文章の中の「学者」というのが自分ということになりますw

自分は会社経営していますので「学者」のカテゴリーには入らないのですが、かの高名なイケハヤ尊師に触れてもらえたことで多少嬉しかったことも事実です^^

マジでこの人『年商」2000万円だった、年商と所得の区別もつかないのか・・・

しかし、同文章の中にもある「年商2000万円」という文言について、いやいや高名なイケダハヤト氏がしょうもない勘違いして仕方がないなあと、私は勝手に「所得2000万円と間違ってますよ」と思っていたのですが、
 
イケダハヤトさんって、本当に「年商2000万円」しかないんですね。。。
http://www.ikedahayato.com/20151224/50859065.html

率直な感想としては「ただの零細事業者じゃん」ということ。しかも「年商と年収」の話などは「中学生の話」かと思いました。おカネに困らんといっても、彼の年商で得られる所得レベルは「良い大学出て大企業に入りました」と同じ程度の収入で何を言っているんだと。

最初にちょっと嬉しかった分だけにがっかり感が半端ではないです。個人的には小規模零細事業者でも黒字化できているなら経営者としては立派だと思いますが、「なんでこの人もてはやされているのかさっぱりわからん」のです。

ブログ業界への夢が無くなるので少なくとも年商3億円くらいは稼いでほしい

イケダハヤト氏はブログというかアフィリ業界の第一人者ということで、少なくとも年商3億円くらいは稼いでほしいなと。そうしなければ、そこらあたりの不動産屋のオヤジさんに所得が全然かなわないからです。

来年は3700万円とかみみっちい話を本人はされていますが、最低でも1億円くらいには成長させてほしいと思います。第一人者というものは皆に「夢」=「妄想」を与える存在なのだから、もうちょっと頑張ってドリームをばらまくべきではないのかと。

とりあえず、本ブログ主とは駆け出しブログとして、イケダハヤト氏の取り組みが成功してくれることを祈っております^^



 

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yuyawatase at 07:00|PermalinkComments(0)

2015年11月12日

イケダハヤトVS水谷翔太、~地方消滅論を客観的に考察

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「地方創生を止めて地方消滅でいこう!」水谷翔太さん・大阪市天王寺区長
http://agora-web.jp/archives/1660138.html

「「地方消滅でいこう」という論調に対する強烈な違和感 」(イケダハヤトさん)
http://agora-web.jp/archives/1660587.html

の二つの文章を読み比べて「現実」と「未来」が見えていないのは明らかにイケダハヤト氏であり、彼のド田舎万歳のポジショントークもほどほどにしたほうが良いよね、と思いました。

イケダハヤト氏が住んでいる町は都市部からの仕送りが無ければ一瞬で潰れる

イケダハヤト氏が居住している高知県は県内GDPにおける公的支出の割合は40%を超えているお役所大国の県です。そして、高知県の平成27年度一般会計のうち、地方交付税・臨時財政対策債41.3%、国庫支出金14.3%、で合計55.6%が国の予算に頼りきりです。

(*公的支出割合は、名目政府最終消費支出及び名目公的固定資本形成の合計値を名目総生産で除して算出。平成24年度県民経済計算)

更にいうと、彼が居住している基礎自治体(高知県本山町)の財政状況は、平成25年度普通会計決算ベースで歳入全体における地方税の比率は僅か「7.9%」であり、都市部からの地方交付税と国庫支出金がないと成り立たないことが分かります。(ちなみに本山町の歳入総額は約38億円なので、年収2000万円のイケダハヤトさんがもっと年収を増やして住民税を払ってほしいものです。)

域内で生産されている付加価値では町民生活を支えることは不可能であり、イケダハヤト氏が名指しした明るい未来が描けない東京都からの強制的な税移転が無ければ、高知県も本山町も明るい電気を物理的に灯すことすら既に困難なのです。

まずは、イケダハヤト氏は、過去や未来の話ではなく、現実の高知県と本山町役場の経済・社会の有り様を良く見てみろ、と思います。高知県で暮らすためのインフラや福祉のかなりの部分は、東京都を中心とした他地域の人々からの同胞意識に基づく仕送りで成り立っているのです。

政府支出を拡大し続けている地方自治体に「未来」など存在しない

以上のように、イケダハヤト氏が暮らしている本山町が実は都市部のお金で大半の公的支出を賄っている地方自治体であることを確認しました。イケダハヤト氏が述べている地方がこれから伸びてくる論が過去どころか現在すら見ていない、ただの夢想であることが明らかになったと思います。

イケダハヤト氏がどのような理由で現在の場所を居住地として選択したかは存じ上げませんが、一つだけ断言しても良いことは域内GDPの大半を公的支出が占めているようなところはロクな場所ではないということです。

半社会主義圏みたいな経済構造の場所で暮らすことを推奨するなど、戦後の社会主義圏ユートピア論を喧伝したような似非有識者らとほぼ変わらない存在だと言えます。

役所を頂点としたピラミッド構造の経済・社会が出来上がっていることは数字が証明しており、一部の外貨を稼げる人だけがそれらの「しがらみ」から逃れて特権階級として暮らしているに過ぎません。

少なくとも自分はそのような息も詰まる経済構造の場所で精神を消耗しようとは全く思いません。都市部の人口が増え続けている現象はボロボロの社会主義国から豊かな資本主義国に人口が移るようなものです。

そこに住む人の「質」の総量によって大多数の人の暮らしは決まっていく

また、大半の人々の所得は同一地域で暮らしている知識階層の高所得者の賃金につられる形で上昇していくことが予想されます。そして、知識階層は豊富な刺激と豊かな生活を求めて、特定都市に集住して住む傾向がますます増していくでしょう。

まして、世界的な傾向を見れば、更に大規模な都市化が進んでいくことは間違いない状況であり、人口移動の未来予測としても地方分散などは全く正しくないものです。イケダハヤト氏の主張はノストラダムスの大予言みたいなものだと思います。

人口減少が確実視される日本において、仮に地方自治体が息を吹き返すとしたら、それは海外から大量に移民を入れたときということになるでしょう。それは一つの道ではありますが、少なくとも日本人が地方に移住するという構想の現実性はほぼありません。

最初の2人の議論に戻ると、水谷翔太・大阪市天王寺区長の主張はイケダハヤト氏の主張よりも遥かに具体的であり、現実を直視した真摯な意見だと言えます。

今後、日本の財政が著しく悪化していく中で、都市から地方への税移転の縮小は既定路線であり、地方消滅の未来は避けることが出来ない事実です。

イケダハヤト氏が本稿の指摘程度のことはまさか認識していないわけがないので、自分が住んでいる地方自治体の自立経営に向けて頑張ってほしいと思います。





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yuyawatase at 13:58|PermalinkComments(0)