2015年12月16日

大人の教科書(20)「うどんかるた」への逞しすぎる想像力に脱帽

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セクハラ扱いを受けた「うどんかるた」、文句をつける人間は何を想像したのか(笑)

このかるたの絵柄からセクハラを想像できる、他者に優越する圧倒的なイマジネーション力の持ち主への羨望を禁じ得ない気持で一杯です。

香川県が作った「うどんかるた」にクレームが寄せられたため販売が延期される事件が発生しました。問題になったデザインはは「つ」の読み札で「強いコシ 色白太目 まるで妻」ということです。

いやいや、この画像だよ?普段からどんな妄想を膨らませているのか理解に苦しみますが、このような表現に対する規制が増えるばかりで辟易します。

実物とあまりにも違うという誇大広告以外にも存在する根深い問題について

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最近、問題になった表現は美濃加茂市観光協会や志摩市のちょいエロのポスターなどですが、これらのポスターは撤回される事態に発生しています。

個人的には実際の実物とはあまりにも違う誇大広告であることが撤回理由として相応しいと思いますが、デザインなどには個人の価値観があるためにちょっとした表現に不快感を持つ人がいることも確かです。

しかし、何故このような不毛な議論が社会的な問題になってしまうのでしょうか。

税金を使って余計なことを行うと不毛な表現規制が進むから止めてほしい

これらの事例に共通することは「税金を使っている」ということです。税金を使っている限りはほぼすべての人が何らかの理由で、役所や外郭団体がやっている表現活動にイチャモンをつける権利を保障することにつながります。

仮にこれらの観光振興政策のコンテンツビジネスが民間の自由な活動で行われている限りは、嫌な人は見なければ良いだけの話であり、社会的な批判にさらされても必ず撤回しなければならないわけではありません。そして、表現活動に関する自由は守られていくのです。

役所が余計な表現活動を行うことによって表現規制論者の意見が社会に浸透していく機会を提供していることになります。何でもかんでもイチャモンをつければ表現を潰すことができる、という思想が、税金で行っているものを超えて民間の自由な活動にまで広がっていく一穴を提供していると言えるでしょう。

「うどんかるた」という想像を絶する事例が出てきたことで、役所のオウンゴールで民間の表現規制の一歩手前まで来ています。このような取り組みは最初から民間に任せて行政は手を出すべきではありません。

のうりん (GA文庫)
白鳥 士郎
SBクリエイティブ
2013-09-12

 

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yuyawatase at 21:00│Comments(0)大人の教科書 | 社会問題

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