増田寛也氏「ファーストクラス使いながら、他人の使用は批判」増田寛也氏「東京都の外国人参政権の可能性」に言及する発言

2016年07月11日

増田寛也氏、外国人参政権賛成を記者に追及されるw

無題

記者に「外国人参政権に賛成した過去」を問われて言葉が詰まった増田氏

拙稿の第一報「増田寛也は岩手県知事時代に「外国人地方参政権OK」」を受けて、増田寛也氏が過去の議会答弁について記者から追及されることになりました。具体的な模様は下記のリンク先。

【東京都知事選挙】韓国大好きと評判の増田寛也、外国人参政権賛成かと質問されるwww

記者が6:53から「岩手県知事時代の議会答弁で外国人参政権に賛成していますが、自民党の方針とは異なると思うのですが」と質問し、増田氏が「当時の岩手県知事の時の話、国政国交の関係の変化を考えて見直すべきところは見直す」という発言をされています。 賛否は答えずに曖昧にして誤魔化した模様です。

この際なのではっきり申し上げましょう。変わったのは日韓関係ではなく「増田氏個人の立場」であると。そして、岩手県民に対して行った議会答弁(非常に重い)を簡単に変えることができる方は、「東京都議会で行った答弁」も簡単に翻すことでしょう。

そもそも「参政権に対する考え方が両国間の関係の変化で簡単に変わる」時点でトンデモ回答を行っているわけであり、都知事というよりも民主主義国の政治家としての常識を疑わざるを得ませんが・・・。

増田氏は何年何月何日まで「親韓国」の姿勢だったのかを検証する

筆者は外国人に対するヘイトに関しては興味がありません。しかし、これから東京都知事選挙に立候補しようという方が「議会答弁を糞ほどにも思っていない」という現実に非常に憤りを感じています。

平成17年12月定例会(10月31日)の岩手県議会での「外国人参政権賛成」の答弁から約10年間、増田氏は一体どのタイミングで「親韓姿勢」を転向したのでしょうか。

増田氏が韓国との関係で問われるべき政策は「日韓グリッド構想」です。これは日本と韓国で電力の融通を行うことを目的とした政策ですが、これを提唱していた当時は「生活の根幹である電力を預けられる」ほどに韓国との関係が良好だと認識されていたものと思います。

増田氏は直近のガスエネルギー新聞(2013年9月23日)で下記のように日韓国際送電網に言及しています。

「新しい共同調達」を提言、LNG調達戦略など議論/第4回基本政策分科会

「増田寛也・野村総合研究所顧問は「アジアレベルの大きなプランを日本が主導していくことがあってもいい」と発言。日韓・日露の国際送電網やガスパイプラインの具体化によって新たな市場を形成していくべきだと述べた。」

以上引用終わり。

つまり、平成25年(2013年)9月23日までは「電力を融通しても良いくらい仲が良い国」と認識していたわけです。それから僅か2年半ちょっとの間に「意見が180%変わった」わけですから、「岩手県知事時代と韓国との国交が変わった」というのは言い訳が過ぎるのではないでしょうか。

その間に戦争でも起きたんでしょうか?むしろ、安倍政権が韓国側に慰安婦問題で妥協したようにしか見えないんですが、それが気に入らないってことですか(笑)

議会答弁に「信念」が無い政治家を信用できないことは当たり前だ

筆者は自らの政治的立場が変化したことで発言がコロコロ変わる政治家は信用できないと思います。まして、「正式な議会答弁」を「あの時は違ったんだよねー」という軽いノリで変更できる政治家など、一体何を信用すれば良いのでしょうか?

ちなみに、過去に増田氏自身がファーストクラスをガンガン利用しながら、自らの立場が変わった途端に他人のファーストクラス利用を強烈にバッシングしている記事は下記を参照のこと。

増田寛也氏「ファーストクラス使いながら、他人の使用は批判」

議会答弁は有権者・納税者の代表である議員の質問に対する答弁であり、それを軽視する人物に東京都知事を担う資質は無いものと思われます。まして、それが「参政権」という民主主義の根幹に関わる内容であれば尚更です。都民の皆様に置かれましては賢明な判断を行うことが望まれます。





本記事の内容は所属機関とは関係なく渡瀬個人の見識に基づくものです。取材依頼や講演依頼などはyuya.watase02@gmail.comまでお願いします。



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yuyawatase at 10:02│Comments(0)国内政治 

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