2016年06月27日

それじゃ、日英EPAの交渉に入りましょうか

日英同盟

Brexitに狼狽えるばかりで未来を描く政治家が一人もいない日本に絶望する

Brexitが現実のものになり、「うむむ・・・今後一体どうなるのか」のような他人事のようなコメントを述べた政治家が多すぎて、日本の政治のレベルに本当に絶望せざるを得ない。

自分たちの無能さが災いして日欧EPAもさっぱり進展していない状況の中で、英国のEUからの離脱は経済成長のための千載一遇のチャンスだと捉えるべきです。

「日欧EPAが年内厳しくなったかも」というコメントしかできない経済産業大臣も少々残念だなと思います。中小企業対策などを講じることも重要ですが、予期された事態に対するコメントがそれだけですか、と。

「それじゃ、日英EPAの話に入りましょうか」という柔軟な発想が必要だ

利害関係が複雑に絡む欧州とのEPA交渉は一朝一夕に進むものではありません。グダグダと交渉を続けながら暗礁に乗り上げている程度が関の山といったところでしょう。

しかし、英国がEUから離脱した場合、日本にとって有力なEPA交渉先が一つ現れたと捉えることもできます。英国がEUから離脱するというのなら、「それじゃ、日英EPAの話に入りましょうか」という柔軟な発想が必要です。

目の前に起きたことについて感想を述べている傍観者は政治家に不要であり、問題への対処を行うだけならば官僚が事務的に処理すれば良いだけのことです。

国際情勢について「べき論」ではなく「である論」で現実的に対応できる人々を求める

英国のEU離脱について「起きてしまったこと」について「こうあるべきだった」と述べている暇があるなら、既に英国のEU離脱の国民投票は結論が出たことを前提として現実的な選択を行っていくことが大事です。

国際情勢について現在の日本の国力で「こうあるべき」などと述べたところで実際に対応できるとは思えません。「アベノミクスの宴は終わった」とか無意味なコメントを述べる野党第一党の党首も要らないのです。

アジアにおいても英国を巡る綱引きを日中が行うことになるでしょう。その対応に早急に着手することが政治家に求められることだと思います。

むしろ、日本の政治家にとって重要な能力は状況の変化に対して強かに対応する力です。未来に進むべき候補者が完全に不在の参議院議員選挙。現在国民に提示されている選択肢を根本から見直すことが必要です。



本記事の内容は所属機関とは関係なく渡瀬個人の見識に基づくものです。取材依頼や講演依頼などはyuya.watase02@gmail.comまでお願いします。


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yuyawatase at 22:30│Comments(0)国内政治 

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