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2015年12月03日

Giving Pledge:世界の富豪の財産の50%を寄付する仕組み

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世界の富豪の財産の50%を慈善活動に寄付する誓約書

Giving Pledge
という世界の富豪が存命中または死後に自己の財産の50%以上を慈善活動などに寄付することを約束した誓約書を見ることができる仕組みがあります。

慈善活動が非常にエキサイティングな時代に突入しており、テクノロジーの進化によって様々な手法が開発されていく中で、ビジネスで財産を築いた世界の富豪たちが自らの意志で世界を良い方向に変革する意志を持って臨むことを表現しています。

どのような人たちが誓約書にサインすることができるのか

サインの対象者は「billionaires」であり、元々はウォーレン・バフェットとビル・ゲイツが米国で立ち上げた仕組みで、現在では世界中の富豪に拡がっています。彼らは年次イベントを通じて、どのように今後慈善活動を展開していくかなどについて議論を交わし、その活動を拡大していくことを話し合います。

具体的なメンバーは現在150名弱まで拡大しており、FBのザッカ―バーグさん、オラクルの創業者ラリー・エリソンさん、eBayの創業者ピエール・オミダイアさん、元NY市長のブルームバーグさん、などの富豪が名前を連ねています。

皇室が担い手になった日本版のGiving Pledgeの創設を提案する

日本の社会的な成功者たちは、皇室から栄転を授与されることによって自らの人生の意味を得る風習が残っていますが、それらが極めて個人的な体験に収斂してしまっている現状を非常に残念です。彼らのインセンティブは勲〇等が得られるのか、というレースの中にあり、大衆全体からの支持とは関係ないところにあります。

そこで、皇室が中心となって日本の成功者たちへの寄付を促す仕組みを構築することを創り上げていくことが重要だと思っています。むしろ、皇室以外に日本ではこの役割を果たすことができる存在はなく、その社会的な位置づけが大衆レベルにまで更に高まるものと思います。

所得格差の是正が成功者たちの自然なインセンティブの中で実施されていくことで、税金で運営する公共サービスよりも革新的・効果的なものが実践されていくと思います。日本では日本なりの知恵の出し方が重要です。






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yuyawatase at 11:03│Comments(0)社会問題 

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