2016年02月17日

「保育園落ちた日本死ね」、保育所=保育サービスの思考停止を止めよう

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保育園落ちた日本死ね!!!

というエントリーがあり、若い有識者や議員さんらがコメントされているようです。まあ、そもそも現在となっては、このエントリー自体がマッチポンプくさいことは否めませんが・・・。

保育所の需要が超過するのは「利用者にとってコスパが良すぎる」から

さて、それはともかく、この問題については、保育所以外の方法で解決していくか、保育所自体が経営を改善していくか、ということになるかと思います。

現在、日本の保育所は増え続けているわけですが、それに伴い潜在的待機児童も掘り起こされており、保育所を作ったところで需要に追い付いていない状況が生まれています。

需要が供給を大幅に上回る理由は色々あるわけですが、主な理由は「保育園が税金で運営されているから」ということでしょう。つまり、職員給与から何から何まで税負担で行っているため、本来のコスパ以上の利益が得られるから皆が使おうということになっているわけです。

しかし、子育て分野に対する税支出には限界があること、中長期的には少子化が進むことが分かっている中で、保育所を無暗に増設して税金を垂れ流しにすることを良しとしないことは妥当だと思います。

一度箱物を作ってしまえば中長期的に見た場合、時代環境の変化についていけなくなることは過去の歴史を見れば明らかなことであり、それらの状況を繰り返すような思考停止を止めるべきでしょう。

それよりも、保育サービスの多様化とソーシャルレーティングを進めて、Uberのような保育システムを構築することが未来を見据えた保育システムであるように思います。

保育士の給料を上げたいなら税金を通じた政府と保育園経営者の中抜きを止めるべきだ

ちなみに、保育士の給料が低いから保育園が作れないので税金をもっとよこせ、という意見は論外です。

保育士の年齢構成は非常に若く、なおかつ入退職が容易であることから半公務員的な支出基準から行くと給料が安くなるのは当然です。そして、上述のように行政がまともな感覚であれば保育所も増やさず保育士の給与も上げるわけがありません。

仮に保育士の給料を上げたいのであれば、税金によって運営される保育所という箱とその経営者による搾取から抜け出して、ソーシャルなプラットフォームを利用した中抜きの少ない、民間の保育システムをデザインしていくことが必要です。

そして、良い保育サービスを提供している人には高給が支払われるようにしていくことが大事です。現在のようにお客様の評価に関係なく給料が設定されている状況こそが問題なのです。

その状況に触れずにひたすら保育士の給料値上げを訴え続ける、ご都合主義のタックスイーターの声を退けて新しい社会システムの構築を行っていくことが必要です。

政府や経営陣による中抜きが吹っ飛ぶことで、保育サービス提供者の時間当たり単価は改善していくことになるとともに、社会全体の保育士資格を持っている方の活躍の場も広がるものと思います。

保育サービスの全面的な規制緩和を通じた「保育園不要」のサービス供給体制

既に行政が税金で保育園というサービスを提供する、というビジネスモデル自体が時代遅れになってきているのではないかと思います。

そもそも何でもかんでも行政にお任せにする時代は終わって久しいわけで、自分の会社の社員の給料を役所に上げてもらわないと給料アップもできないような経営者は退陣すべきです。まあ、そういうヒトって意外と多そうですが。

重要なことは高度経済成長時代に作りこまれた保育サービスの在り方自体を見直すことであり、保育所不要のサービス供給体制についての議論を進めていくべきでしょう。

低所得者向けの保育サービスが必要であれば、保育所経営者のような供給サイドの立場ではなく、保育サービス利用者ら需要サイドの立場に立って子育てヴァウチャーなどの発行によって賄うことを考えていくべきでしょう。

現状の保育園システムでは1億総活躍社会という政策を実現していくことは極めて困難であり、根本的な発想を変革していくことが大事です。








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yuyawatase at 11:52│Comments(0)

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